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真(チェンジ!!) 田井中ウツ 無職最後の年 ~?年目~

最古の職業 それは無職だ

死が世界を分かつまで

Category: 日記  
 よし死のう。

 ・・・そう思って何年経っただろうか。まぁファーストタイムから入れたら数十年くらいありそうだがまぁ別にそもそもそんなもん数えもしないし覚えてもいないがそろそろ死にたいと思ってる時間のほうが上回ったのではないだろうか。覚えてないけど。
 いや、覚えてないけど冷静に考えてみるとやっぱそうでもないかもしれない。別に無気力だからといって死にたいと思ってるわけでもねーしな実際。むしろ悟りが開けてもいいんじゃねーかなここまで空虚だと。

 まぁ仮に悟りが開けたとしてそれは実際必要かと言われると必要ではない。俺がそう思っているからだ。そう思うと富や名声もいらんとは思っていないことも無いがやっぱり無くても何も思わないということは今の俺に必要というものはないということである。
 まぁ、別に今までの人生で何の必要が有ったかと言われれば思い出せない以上実は何もなかったとしか言えないわけだがその判断の正確性をまた問うと結局この世界は俺が思う以外の理屈で語れないのである。

 まぁ、この話が堂々巡りなことも結局俺が俺だからであるからじゃあ他人がお前みたいな糞ニート死んじまえと言うのであればというとまぁ別にちょっと身じろぎくらいはするだろうがそれで終わりだろう。その辺のおっさんでも親族でもローマ法王でも多分一緒だ。多分。
 結局俺をどうにかするのは俺しかいないのではないのだろうかという結論になるのだ俺の場合。だが結局俺の中にはまだ俺がマシだったと思う俺がいて、そいつが色々あって今の俺なんだからあの頃の俺に今の俺がなれない以上理論上最強だったあの頃の俺の考えを尊重したい気もするがそもそも過去の俺が何を考えていたのかがわからない。思い出せない。

 そういう時のための日記なのだろうが果たしてそれを見なおしてもそれが真実であったと俺は保証できるのだろうか?この疑問がある時点で何かもうアレなんだなというのを悟る俺が今の俺。くっ・・・なんか今日の日記はガチです的な暗号メッセージでも入れておくべきだったか。まぁこういうことを言い出した時点でちょっと頭がおかしくなってる証左ではあるのだが。
 まぁ、それでもその時の俺と今の俺は違う君理論が顔を出す俺にとって最も都合のいいことは何も考えないことである。生きながら死ねってことか。

  結論 ???「忘れろ。全てを忘れて死ぬがいい。そしてお前は”死んで生きる”のだ!」
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